私の理想のプリン開発秘話

こんにちは、kokeiroです。

気が付けばあっという間に5月です!

皆さんはいかがお過ごしでしたか?

今回の話題は、お菓子教室の開催レシピ開発の二本立てです。

私のライフワークの裏側をチラッとご紹介します!

ママたちのためのお菓子教室

私が講師を務めるお菓子教室「Smile Sweets(略してスマスイ♡)」。

4月の開催で取り上げたメニューは「プリン&フィナンシェ」でした

どちらもポピュラーなお菓子ですが、パティシエにとっては「入門」ともいえる基本が詰まったメニューです。

特にプリンは、私が初めて任せてもらったレシピでとても思い入れのあるお菓子です。

でも、いざ「スマスイ」で取り上げようと思ったら…お家で作れる・納得のいくプリンのレシピ開発がとても大変だったんです💦

私の理想のプリン♡

皆さんにとって「理想のプリン」とはどんなものでしょうか?

材料へのこだわり?食べたときの口当たり?作るときの手軽さ?

 

私の理想のプリンの条件は3つあります。

卵黄を2個使う
⇒ お菓子教室で取り上げるにフィナンシェでは、卵白が2個分必要なため。

生クリームを使わない
⇒ お家にあるもので、安価に・すぐ作れるようにしたいため。

硬すぎず・柔らかすぎない
⇒ 私の好みだから♡

 

この条件を満たすために、まずは現役時代のレシピを確認!

生クリームは…はい。入っていました。

 

ならば!卵黄2個・生クリームなしのレシピを考えて試作するのみ!!!

  • なめらかすぎるな~
  • 甘すぎるな~
  • 固まらん!!

試行錯誤の日々が続きました…

そしてついに!数々の困難を乗り越え、ようやくできた私の理想のプリン♡

これなら生徒のみなさんも気に入ってくれるはず!!

確かな手ごたえを胸に、自信を持っていざレッスンへ!

お菓子教室で実践!

まずはカラメル作り!

カラメルは砂糖を煮詰め、しっかり焦げるのを待って作ります。

家庭料理を作る際、大抵の場合は「焦がす=失敗」ですよね。

この「焦がす」という作業は、私が想像していた以上に、生徒のみなさんにとっては緊張感のある工程だったようです。

初挑戦の方も多く、プチパニックが続出ww

そうか💦そうだよね💦

「落ち着いて~ゆっくりやれば大丈夫だよ~」

私にはカラメルで火傷をした経験があるため、事前説明でちょっと脅しすぎてしまったかな…などと反省しつつ、何とか全員成功したのでホッと一安心♡

 

そして、いよいよプリンの仕込み

カラメルをクリアしたことで生徒のみなさんは自信をつけ、その後の作業はスムーズに進めることができました。

仕込みは万全!あとはオーブンに入れてあとは焼き上がりを待つばかり!!

ところが!!!

まさかのトラブル発生

プリンが焼けない…

焼けて出せるのもあるけど、残り数個が一向に焼けない…

なんで~💦

悲しかったけど、このままでは終われない…

そこでオーブンでの焼成はあきらめて、鍋での湯煎焼きにシフトチェンジ!

予期せぬトラブルに見舞われましたが、最終的にはすべてのプリンを焼き上げることができました。

ですが、仮にも元パティシエ。

今回は悔いの残るレッスンになりました。

そして一人反省会

帰宅後、すぐに一人反省会!

同じ配合、同じ手順で作り直しました。

すると…予定通りの時間で焼けちゃった!!

なんでよ~😢

でもね、固まるか固まらないかのギリギリの配合ではあったんです。

なので、この失敗を生かしてレシピを見直しました。

また、工程で気を付ける点も再度確認!

私の試行錯誤が詰まった「理想のプリン」は次回投稿で読者のみなさんにお披露目したいと思います♡

このレシピ作るの苦労したんだな~なんて思いながら作ってくださいww

改良レシピでリベンジプリン!

この改良レシピを受講してくれた生徒さんに紹介して、各ご家庭で作ってもらいました。

すると、みなさんから「うまく焼けた」とうれしいご報告!

それではと、お菓子教室の会場である公民館の設備で、改良レシピでリベンジしました。

そしたらね、また焼けないプリンがちらほらあったんです。

うそでしょ…

ここまでやってうまく焼けないってことは、

  • ガスオーブンとの相性かな…?
  • 気密性の問題かな…?
  • 火のあたり方にむらがあるとか…?

オーブンについての知識が浅く、答えを導けず、悔しい限りです。

もしお詳しい方がいらっしゃいましたら、是非教えていただきたく存じます。

これからも失敗を重ねながら、お家でできるおいしいレシピ開発頑張ります!

追記

  • プリンは鍋を使っての湯煎焼きで焼くことができます。
  • しかし、今回は一度に6~8個焼きたかった(一つの鍋に収まらない)、鍋は火の調節が難しいという点からオーブンでの焼成方法を採用しました。
  • 鍋を使った詳しい焼成方法は次回投稿「私の理想のプリン」で掲載いたします。

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